おかしいと思ってethtoolを使って調べてみると、インタフェースが100base-Tまでしか利用できないようになっていた。さらに調べてみると、Xen Toolsが入っていないため、PV(para-virtualization)ドライバが入っていないのが原因のよう。そこで、早速以下のURLを参照してXen Toolsをインストール。
http://community.citrix.com/display/ocb/2008/07/02/Installing+Ubuntu+on+XenServer
1.まずゲスト環境(domU)にlinux-image-virtualをインストール
sudo aptitude install linux-image-virtual
2.仮想マシンのIDを調べる。
xe vm-list name-label=Ubuntu params=uuid --minimal
3.仮想マシンに対して、HVMブートフラグの削除と、pygrubを使ってブートするように変更
xe vm-param-set uuid=UUID HVM-boot-policy=
xe vm-param-set uuid=UUID PV-bootloader=pygrub
4.コンソールの設定をする。
xe vm-param-set uuid=PV-args="console=tty0 xencons=tty"
5.仮想ディスクをブート可能に変更する。
xe vm-disk-list uuid=UUID
このコマンドにより、VBDのUUIDを取得する。
xe vbd-param-set uuid=UUID bootable=true
この際、CDドライブ等がすでに存在している場合、複数のVBDがbootableのため起動できないというエラーが出るため、CDドライブのbootableをfalseにする必要がある。
6.仮想マシンを起動し、xen toolsをインストールする。Xen ToolsはOpenXenManagerを使ってCDを認識させ、その中にあるdebファイルからインストールする。
sudo dpkg -i xe-guest-utilities_0.5.0-579_amd64.deb
これにより、仮想マシンから900Mbps以上のスループットが確認された。
ただし、XCP0.1.1ではうまくいかない模様。XCP0.5でのみ確認。
(2011年2月15日追記)
別環境でUbuntu10.04条にXen Toolsをインストールしたところ、上記のままでは起動時にBlank Screenとなってしまい、コンソールから制御ができなかった。
こちらを参考に、consoleの設定を、
xe vm-param-set uuid=PV-args="console=hvc0 xencons=hvc"
とし、/etc/init/hvc0.confを追加したところ正常に動作した。
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